T: テンツキ vs. K: クロテンツキ
クロテンツキ Fimbristylis diphylloides を少し丁寧に観察したので,よく似ているテンツキ(狭義)F. dichotoma var. tentsuki との対照表を作った。
「花柱]
T: 扁平で,縁毛がある。
K: 細く,縁毛がない。
[葉]
T: 葉には全て葉身がある。葉鞘のみからなる葉はない。
K: 無葉身で鞘のみの葉がある。有花茎基部に,短く長さ2cm弱。
[毛]
T: 全体(葉・茎・花序)に微毛がある。量には個体差があるが,鞘は通常有毛。
K: 無毛。
[小穂]
T: 狭卵形で長さ5~8mm。鋭頭で細長い感じ。赤褐色で光沢がある。
K: 卵形で長さ約4mm。鈍頭で短く丸っこい。やや暗褐色を帯びる。
[苞]
T: 1枚は花序より長いのがある。
K: 皆(4~8枚)が花序より遙かに短く目立たない。
「花柱]
T: 扁平で,縁毛がある。
K: 細く,縁毛がない。
[葉]
T: 葉には全て葉身がある。葉鞘のみからなる葉はない。
K: 無葉身で鞘のみの葉がある。有花茎基部に,短く長さ2cm弱。
[毛]
T: 全体(葉・茎・花序)に微毛がある。量には個体差があるが,鞘は通常有毛。
K: 無毛。
[小穂]
T: 狭卵形で長さ5~8mm。鋭頭で細長い感じ。赤褐色で光沢がある。
K: 卵形で長さ約4mm。鈍頭で短く丸っこい。やや暗褐色を帯びる。
[苞]
T: 1枚は花序より長いのがある。
K: 皆(4~8枚)が花序より遙かに短く目立たない。